こんにちは!
みなさま、連休いかがお過ごしですか?
私も少し羽を伸ばそうとは思うものの、
どうも仕事のことを考える性分でして。
というわけで、ブログを更新します!
ところで、
みなさまは「数学」と聞いて、
どんなことを思い浮かべますか?
「ひたすら計算」
というイメージでしょうか?
論理展開という
イメージでしょうか?
ひたすら計算だけでは…
確かに、計算練習は欠かせないと思います。
しかし、ある時を境に、
「ただ計算するだけでは通用しない」
ということを体験するようになります。
それは「文章題」です。
今習っている単元から
内容を想像して、
問題を読み飛ばす。
私もやってしまっていましたが、
通用したのは小6まででした。
しかし、これはかなり致命的。
いまや、小3でも読み違えが原因の
誤答を見るようになりました。
なぜ読み飛ばすのか?
結論から言いますと、
「じっくり考える心の余裕がない」
この一言に尽きるでしょう。
たとえば、
目の前で楽しいことが起きていると、
そっちの方ばかり行ってしまう。
考えても考えてもパニックに
いずれにしても、
「じっくり考える」という時間も
意識して作ったほうがよいでしょうね。
戦略的に解く意識
じっくり考えるにも、ポイントがあります。
大枠では、次の3点が目安となります。
①何を質問されているのか。
②どう答えたらよいのか。
③そのために、どういうことを
検討していくのか。
これは、ただの計算練習よりも
ぜんぜん頭を使いますよね。
そして、どうやって勉強したら
こういう意識で解いていけるのか
アドバイス無しでは難しいはず。
共生舎流・答案構成スキル
本当は、4/23(土)の
オンライン特講にて、
お話しようと思っていましたが、
残念ながらまだ、私が名前の通った
センセイではないためか(笑)
お申し込みがありませんでした。
しかし、それをそのまま
封印するわけにはいきません。
学習指導要領が変わり、
まして北海道では高校入試の
問題傾向も変化を遂げ続けています。
そこで、対面授業を受けてくれる
塾生さんに向けて、
こんな教材を作ってみました。
例題だけですが、掲載します。
この教材の狙いは、
①問いと答えの対応関係への意識を高める。
②答案構成や計算過程の記述力を養う。
そして最大の狙いが、
③「人に教えるつもりで勉強する」
ことができるという点です。
実は自分でもできる!
塾生には順次、答案分析問題と、
分析シートをお配りすることとしていますが、
みなさんもツールなしで
このやり方ができる工夫を
お伝えします。
①ノート1ページを、
左1:右2ぐらいのスペースに
なるように、折り目や線などで
分割します。
②左側のスペースに、
問題と模範解答を続けて
書いていきます。
③右側に、自分が間違えやすい
ポイントや、模範解答にない
補足事項、あるいは、
模範解答への不明点などを
書いていきます。
④このメモをもとに、もう一度
同じ問題を別なページに解きます。
⑤お友達と一緒に勉強するには、
②のときに模範解答をわざと
間違えたものにして、
正誤判定、誤答指摘のクイズを
出し合うとよいでしょう。
みなさまの勉強に
お役立てていただけると幸いです!