20220430 数学にも戦略を!

数学 戦略

こんにちは!
みなさま、連休いかがお過ごしですか?
私も少し羽を伸ばそうとは思うものの、
どうも仕事のことを考える性分でして。

というわけで、ブログを更新します!

ところで、
みなさまは「数学」と聞いて、
どんなことを思い浮かべますか?

「ひたすら計算」
というイメージでしょうか?

論理展開という
イメージでしょうか?

ひたすら計算だけでは…

確かに、計算練習は欠かせないと思います。

しかし、ある時を境に、
「ただ計算するだけでは通用しない」
ということを体験するようになります。

それは「文章題」です。

今習っている単元から
内容を想像して、
問題を読み飛ばす。

私もやってしまっていましたが、
通用したのは小6まででした。

しかし、これはかなり致命的。

いまや、小3でも読み違えが原因の
誤答を見るようになりました。

なぜ読み飛ばすのか?

結論から言いますと、

じっくり考える心の余裕がない

この一言に尽きるでしょう。

たとえば、
目の前で楽しいことが起きていると、
そっちの方ばかり行ってしまう。

考えても考えてもパニックに

いずれにしても、
じっくり考える」という時間も
意識して作ったほうがよいでしょうね。

戦略的に解く意識

じっくり考えるにも、ポイントがあります。
大枠では、次の3点が目安となります。

①何を質問されているのか。

②どう答えたらよいのか。

③そのために、どういうことを
 検討していくのか。

これは、ただの計算練習よりも
ぜんぜん頭を使いますよね。

そして、どうやって勉強したら
こういう意識で解いていけるのか
アドバイス無しでは難しいはず。

共生舎流・答案構成スキル

本当は、4/23(土)の
オンライン特講にて、
お話しようと思っていましたが、
残念ながらまだ、私が名前の通った
センセイではないためか(笑)
お申し込みがありませんでした。

しかし、それをそのまま
封印するわけにはいきません。
学習指導要領が変わり、
まして北海道では高校入試の
問題傾向も変化を遂げ続けています。

そこで、対面授業を受けてくれる
塾生さんに向けて、
こんな教材を作ってみました。

例題だけですが、掲載します。

この教材の狙いは、

問いと答えの対応関係への意識を高める。

答案構成や計算過程の記述力を養う。

そして最大の狙いが、

③「人に教えるつもりで勉強する
 ことができるという点です。

実は自分でもできる!

塾生には順次、答案分析問題と、
分析シートをお配りすることとしていますが、

みなさんもツールなしで
このやり方ができる工夫を
お伝えします。

①ノート1ページを、
 左1:右2ぐらいのスペースに
 なるように、折り目や線などで
 分割します。

②左側のスペースに、
 問題と模範解答を続けて
 書いていきます。

③右側に、自分が間違えやすい
 ポイントや、模範解答にない
 補足事項、あるいは、
 模範解答への不明点などを
 書いていきます。

④このメモをもとに、もう一度
 同じ問題を別なページに解きます。

⑤お友達と一緒に勉強するには、
 ②のときに模範解答をわざと
 間違えたものにして、
 正誤判定、誤答指摘のクイズを
 出し合うとよいでしょう。

みなさまの勉強に
お役立てていただけると幸いです!

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