文法の「ロードマップ」
大人になったみなさんは、学生時代、英語の勉強をどのようにされていましたか?
馴染みのない語句を、とにかく書いたり暗唱したりしていたのではないでしょうか?
もちろん、私もそういう人たちの一人でした。
ただ、「どこで学んだことがどうなる」ということを意識した勉強は、
私もそうですが、あまり普及していないのでは?と思います。
そこで、こういうものを作ってみました。
お役に立てそうでしたら、どうぞご利用くださいね。
PDFファイルはこちらからどうぞ。
なお、現在時制については、3単現または原形動詞となるので、特別な説明をしていません。
このシートの使い方
①まず、「時制」の語句の意味を調べてもらい、上の空欄に記入してもらいます。
②自分がいま、どのあたりを学習しているかを確認します。
③いま学習している内容からみて…
・下を見ていくと、次に習う内容
・上を見ていくと、前に習った内容 を確認できます。
ここからは教室での授業例です。
④過去時制を扱う上での注意点を確認します。
・過去形と現在完了形の違い
→ 1年生は「過去時制」=「もう終わっている」のイメージ。
2年生・3年生は、完了形の文中にagoを使えない理由。 など。
⑤気になる文法用語をピックアップしてもらい、その内容を一緒に掘り下げていきます。
見通しを持った学びを!
「何のために勉強する?」「何になりたくて勉強する?」
ということを考えるには、現実味がわかないかもしれません。
しかし、「これを学ぶと、これにつながる」ということを
考えながら学ぶということは、できそうではないですか?
ひとつひとつのステップは小さくても、
できることをひとつひとつ増やしていく。
そのためにも、こうした学びのロードマップを想像してみるのも、
良いのではないでしょうか。